リフォーム業界の実態を明らかにする企画。今回のテーマは「アフターフォロー&定期点検」の3回目。各社どのようにアフターフォロー&定期点検を行っているのか、6社に調査した。
「道具箱訪問」開始
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定期点検の主な案内方法は往復はがき。担当者はコメント欄に一言添えて送るという一工夫を凝らす
ホームサービス植木(広島県広島市)はリフォームから1カ月、6カ月、12カ月、23カ月のタイミングで定期点検を行っている。
定期点検の主な案内方法は往復はがきだ。定期点検を希望する・希望しない、希望の曜日と時間帯、リフォーム部位以外に点検・修理や相談を希望する部位などを記入することができる。また、担当者はコメント欄に一言コメントを添えて送るという一工夫を凝らす。植木繁之社長は「お客様に対して気にかけていることが分かります」と語る。往復はがきは毎月60~80枚送り、年間120件前後の定期点検につながる。
定期点検では、施主が往復はがきに記入した気になる箇所を中心にチェックする。所要時間は約30分。植木社長は施主の目の前で必ずチェックすることを心がけていると語る。
「例えばトイレの点検の場合、『一度水を流しますね』『大丈夫ですね』のように説明していきます。そうすればお客様も理解しやすいです」
その他のアフターフォローでは、ニュースレターやイベントなどを行っている。

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