売上高に対する販促費割合が0.5%という高効率経営を実現しているのが茨城県神栖市のリフォーム会社、プラスデザインだ。
同社がほとんど販促費を必要としないのは創業3年ながら、ほとんどが紹介客からの受注という経営体質に起因する。先日は1700万円という大型改修も手掛けており、1000万円クラスの改修依頼も多い。
自然素材を厳選して利用
紹介を多く獲得できている理由を山本義之社長は次のように推測する。
「環境に良い、体に良い自然素材を厳選して使っています。本物の素材はキズも味になりますから、大切にしますよね。そうした愛着が持てる家づくりを心掛けてまして、同じような家を持ちたいという施主の知り合いの方から話をいただいています」
具体的な利用素材は、オイルと塗布したパイン材のフローリングやカントリーベースというメーカーの塗り壁用下地材など。
また、より家への愛着を深めるため、施主に家づくりに参加してもらう試みも進めている。
「塗り壁やドアを塗る際、お客様に参加してもらっています。そうすると思い出が残りますよね。この前、新築で初めて行いましたが、今後はリフォームでも同様の取り組みをしていきたいと考えています」(プラスデザイン 山本義之社長)

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