コロナ禍で問い合わせ2倍に
天然木を貼ってオリジナル玄関ドアを作れるサービス「HARERUYA」が、コロナ禍で問い合わせ約2倍と好調だ。販売するのは埼玉県熊谷市の大和屋。自由なデザインで木製玄関ドアが作れるという情報がピンタレスト等SNSで共有され、問い合わせの増加につながった。
「HARERUYA」のデザイン例
「HARERUYA」は規定サイズの玄関ドアに、好きな天然木を貼ってオーダーメイドのドアを作成するサービス。表面の木材やデザイン、着色を自由に選択でき、組み合わせ次第でたった一つの玄関ドアができる。
ベースの玄関ドアはスウェーデンで製造された高断熱ドアを採用。隠し蝶番の採用でデザインを損ねることなく、スタイリッシュな仕上がりを実現する。ハンドルはレバータイプで、24種類から選択可能。製作期間は1カ月以上。レッドシダーを使用した玄関ドアの料金は41万8000円~。
レッドシダーを使用した玄関ドア
「玄関はおうちの顔。室内で木材を使用していただいているのであれば、木のぬくもりが溢れるものを玄関でも使用してもらいたいです。木製ですとお手入れが必要になりますが、デザイン性とぬくもりを表現できるので、木製玄関ドアを使用してもらうメリットがあると考えます」と一星千尋氏。メンテナンスは、日頃から乾いた布で拭くことや、半年~1年に1度再塗装が必要となる。
「弊社スタッフも、木製ドアを取り入れています。家族で定期的に、表面を削って再塗装する様子を見ていると、それも思い入れになります。経年変化とともに、家族の思い入れが増えていきます」(一星氏)
一星千尋 氏

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