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TDYコンテスト1位に返り咲き、アイテリアナカムラの進めた「シン・チラシ」戦略とは?

TDYコンテスト1位に返り咲き、アイテリアナカムラの進めた「シン・チラシ」戦略とは?

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アイテリアナカムラ(神奈川県相模原市)が、戦略を見直し、リフォーム売上高11億円を再び達成した。その新戦略がチラシに載せる商品の価格単価のアップと、付随工事の提案。安売りではなく50万~60万円以上の商品と知られていない工事のリフォームを提案することで、売上アップにつなげた。

アイテリアナカムラのリフォーム売上高推移(2018年度から2021年度)

60万円以上の商品を前面に

同社は今期、平均単価を約6万円上げた。その前の期は約73万円だったが、前期は79万円に。リフォーム売上高も、その前の期から9%アップした。

力を入れていたのが2つ。まずメイン価格帯とチラシ前面の転換だ。これまでのチラシと比較すると、商品価格が上がっている。

コロナ禍前の2019年のチラシを見ると、チラシ表面には10万円台のトイレ、洗面化粧台の商品が載っており、その次に55万円台のキッチン、バスリフォームが告知されている。

一方、最新のチラシを見ると66、69、92万円台のキッチンリフォームを前面に出している。その次はバスリフォームで、こちらも価格帯は60万円台から80万円台後半が中心。低価格帯は減っている。

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