建物のリペア、メンテナンス事業を手掛けるキャンディル(東京都新宿区)は、定期点検からリフォームへの流れを加速させる。今年、飯田グループホールディングス(同武蔵野市)の一建設(同豊島区)と包括的業務提携契約を締結。今期のリペアと住宅向けメンテナンスで売上高75億円を目指す。
オーナー専用サイトも開発
今回の業務提携の目的は、2つある。1つが、新築からリフォームまで1社で完結する体制の強化。もう1つが、適切な時期のリフォーム提案だ。
はじめCLUBの画面。オーナーはここから自分の家について知ることができる
点検回数は、築10年までに4回、その後は築35年まで5年ごとに点検を行う。タイミングは新築後半年、2、5、10年。半年、2年後は住宅全体で、5年目は床下、10年目は外装点検となる。築35年までは、一建設の長期保証システムで住宅全般を点検する。
築10年経つ物件には、外壁点検、メンテナンスを提案する。点検の際には、ドローンを活用。屋根に上らなくても安全に点検する。
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