中古リフォームの一括サービス提供
新築、リフォーム事業を手掛けるウィルホームグループ(栃木県宇都宮市・赤尾杉文男社長)ではこのほど「まち住まいる」事業を開始した。
「まち住まいる宇都宮陽南店」の外観
同事業は、中古住宅を購入して、リフォームをしたいと考えるユーザー向けに、建物診断(インスペクション)と中古住宅仲介、リフォーム設計・施工をワンストップサービスで提供するもの。
同社では先日、宇都宮市内に「まち住まいる宇都宮陽南店」をオープンし、営業活動を開始している。店舗面積は約120坪で4名体制。営業マン1名あたり月3件の仲介を計画。
インスペクションは、目視で主たる構造部分、漏水箇所、傾斜、床下、天井、防蟻状態などをチェックする。診断結果を提供する際に、リフォームプランや、住宅ローンアドバイスもする点が特徴となる。単なる不動産仲介ではなく、価値あるサービスを付加する仲介で差別化を図っていく狙い。
「今は新築だけではなく、中古を買ってリフォームしたいという方が増えてきており、ニーズが多様化してきています。従来の新築やリフォームを打ち出すだけでなく、『不動産』という新たな切り口を打ち出すことで集客のチャネルを増やすことが求められてきています」(まち住まいる事業開発部・糸井敏彦氏)
また、仲介とリフォームを提供したユーザーには、月額525円でアフターサービスを提供していく。これは、半年に1回のホームインスペクションなどを提供し、劣化等があれば、リフォームを提案し、不動産価値を保全するサポートをしていく。
同事業はフランチャイズ展開を図っており、現在全国11店舗がオープン。今後、東北、中部などに4店舗のオープンも予定している。

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