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JR西、中古戸建の買取再販を開始

JR西、中古戸建の買取再販を開始

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西日本旅客鉄道(大阪府大阪市)は、子会社・JR西日本イノベーションズ(大阪府大阪市)で中古戸建ての買取再販事業を開始する。自社で中古戸建てを買い取り、地元工務店と連携してリフォームし再販していく。新築、マンション開発を行わない、戸建てに特化した専業の事業部を立ち上げるのはJRグループでも初となる。

滋賀県から関西エリアへ展開予定

サービス名は「このび(Conovi)

JR西日本イノベーションズ 「このび(Conovi)」のロゴ「このび(Conovi)」のロゴ。「子伸び」「戸の美」「心地よくのびのび暮らす」といった意味をもたせている

買取再販事業のサービス名は「このび(Conovi)」。リフォーム済み戸建ての販売、アフターケアまで一括で管理・提供する。ターゲットは子育てファミリー世帯。価格、立地、広さなど、コストパフォーマンスを求める若い世代を狙う。

2023年4月からの本格的な始動に向けて、現在物件購入を進めている。狙う物件は、新耐震基準を満たす築30〜40年、かつ延床100平米以上の戸建て。エリアは滋賀県大津市・草津市からスタートし、関西エリアで順次拡大していく予定だ。

「戸建ての多さ、流通量、今後の人口推移の予測を考慮して、滋賀県の大津市と草津市から始めることにしました。対象エリアの中古戸建て市場だけでも500億円あると考えています」と戸建買取再販事業部の福田岳司事業部長は話す。

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