新築や建材販売、リフォームまで手がける北洲(宮城県富谷市)は、性能向上リノベーションを強化する。新ブランド「北洲リノベーション」を開始した。2、3月には宮城と岩手に計3戸のリノベモデルハウスをオープン。高単価案件の受注と、買取再販の強化を目指す。
断熱、耐震高めた中古住宅を体験
平均単価200万円増
北上市のモデルハウスの外観の変化。オープニングイベントには、2日で19組の予約があった
同社が立ち上げた北洲リノベーションの特徴は、断熱や耐震といった住宅性能向上にこだわった点だ。
新ブランドは、改修により断熱等級5同等(ZEHレベル)と、耐震等級1(上部構造評点1.1)以上を基準とする。現場調査では、高所ポールカメラ点検やサーモグラフィカメラ点検を行う。4つのセンサーと赤外線カメラで測定したデータを、専用プログラム「JJJ診断」で解析。壁、天井、床の断熱性能を改修前後で比較し、性能向上が及ぼす温熱環境改善による健康リスク軽減、エネルギーコスト削減を提案する。

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