リフォーム売上高の半分を獲得
東京都足立区に拠点を置くブラスはリフォームポータルサイトからの受注数を伸ばしている。昨年の10月に女性の専任担当者を2名付けて以来、ポータルサイト内で応札した案件からのメール返答率が3、4倍に増加した。そこで今年に入ってから担当者を1名増員しており、ポータルからのさらなる売り上げアップを狙う。
「もともとポータルサイトは私ともう1名の担当者で対応していましたが、応札した案件からほとんど返信がきませんでした。そこで、メール返答などを行う女性の担当者を入れたのですが、現在ではリフォーム売上高の約5割がポータルサイトからの引き合いです」(中野明彦社長)
2012年度の同社の売り上げは約2億5000万円。月商約2000万円のうち、約半分がリフォーム売り上げだが、その中の約500万円がポータルサイトからの引き合いから獲得した受注となっている。2月からは従来利用していた「リフォームオウチーノ」「ホームクリップ」に加え、「リフォームコンタクト」の活用も開始しており、そこからの引き合いが好調のため、月商3000万円突破が見えてきている。
「リフォームコンタクトは応札した案件がほぼ、現調までいきます。まだ始めて1カ月ほどですが、7、8件の成約があります」(中野社長)
リフォームコンタクトの応札数は月に約100件。2月から引き続きフォローしている案件も入れると、全体の1割以上が成約に至る見込みだ。
また、システムキッチンやユニットバス、サイディングなどの住宅設備、建材を販売する物販サイトも順調で、月商800万~1000万円ペースの安定した受注につながっている。それらの売り上げを合わせ、2013年度は3億5000万円の売上高を計画している。

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