リフォーム会社のさくら住宅(神奈川県横浜市・年商約10億円)は6月4日の株主総会で、25期連続で経常利益が黒字になったことを報告した。同社が黒字を維持できる理由のひとつに、値引きしないこと。また、利益を残すための管理を仕組み化していることがある。
顧客参加の株主総会開催
同社の株主、社員ら104人が出席。総会後の懇親会ではフルートなどの演奏が行われたほか、出席者にフレンチのコース料理がふるまわれた
値引きなしでも安定して受注するためには、顧客に支持される会社であることが欠かせない。その方針が表れているのは同社の「顧客株主制度」だ。同社の株主は個人、法人を合わせて120人。その内の約4割が顧客だ。同社の「会社は社会の公器である」という考えに基づき、顧客や社員、取引先に株主になってもらっている。
なお、総会では本社の近くに新たな社屋を建てることを報告。小林久祉社長は「裏に民家があったのですが、更地になったので、第二社屋を建てることになりました。会議スペースや休憩スペースがなかった。また、障がい者の雇用も推進していきます」と話す。
小林久祉社長
リフォーム産業フェア2023
利益を残せる理由について話します
- 日時:
- 7月20日(木)10時30分~11時30分
- 会場:
- 東京国際展示場(東京ビッグサイト)
会議棟 607会議室
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