ユウマペイント(千葉県柏市、佐々木拓朗社長)は年4回、本社敷地内で行うイベント内容の変更により、集客に対する見積り獲得率を当初の10%台から77%まで引き上げた。今後は高い見積もり獲得率を維持しつつ、集客数を増やす戦略だ。
「自社内でのイベントは先日で5回目ですが、3回目ぐらいから認知度を高めるお披露目的な要素から、受注につながるように変えていきました」(佐伯ゆき恵営業部課長)
従来は、2日で120~150組と集客数は多かったものの、そのうち見積りにつながる数は10~15組と全体の1割ほどの確率であった。そこで費用対効果を高めるため、イベント集客用のチラシを一新。以前は飲食や子供が木で遊ぶ木材コーナーなどお祭り的な内容を前面に押し出していたが、リフォーム相談会のコンテンツをチラシ内容のメーンとした。
この結果、集客数は28組と大幅に減ったものの、15組が見積りにつながっており、目標としている2000万円の見込みが獲得できた。集客は地域新聞への広告掲載とイベント当日に行う9万部の折り込みチラシ。見積もりを提出後は3、4割が契約に至る。

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