中古物件の仲介とリフォームを軸に、リフォーム売上高約3億円のしあわせな家(神奈川県横浜市)は、1人で不動産とリフォーム営業マンのワンストップ提案を行う「技術営業職」を立ち上げ、成果をあげている。開始3カ月が経ち、不動産の契約期間が2カ月以上短縮され、リフォーム平均単価も325万円上がった。
リフォーム営業マンが仲介も担当
不動産契約までの期間、2か月短縮
3種類の物件内覧
同社が新たに始めた「技術営業職」は、全部で6人。昨年12月から試験的に開始した。6人全員、リフォームの営業担当者で、不動産仲介担当の人はいない。
開始3カ月だが、成果はすでに出ている。この期間に7件の中古の売買契約を受注。完了した5件のリフォーム平均単価は886万円と、前期の会社全体のリフォーム平均単価561万円よりも325万円高い。問い合わせから契約までの期間は、これまで3カ月かかることもあったが、1カ月ほどに短縮した。
技術営業職を新設したメリットは、大きく2つある。1つが、売上高アップと粗利益の確保だ。

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