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中古マンション再生を強化アールズ・コーポレーション

中古マンション再生を強化 アールズ・コーポレーション

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 アールズ・コーポレーション(東京都豊島区)は、中古マンション再生事業を強化する。今期は年間15戸の販売を見込む。

 同社では2005年から再販事業に取り組み始めている。東京都、埼玉県の中古マンションを買い取り、再生の後、2000万円前後で販売している。

 注力するのはリフォームの際の間取り変更。「築20年も超えると、部屋が細かく区切られているマンションが多い。今の1次取得者は世帯数も減り、ほとんどがDINKSか1人子供がいるくらい。部屋間の間仕切りをできるだけなくし、広々とした部屋を作ったほうがお客さんの反応が良い」(川﨑竜一社長)

 仕入れる物件は築20~30年が中心だが、「古ければ古いほどリフォームした内装と外観のギャップが大きくてインパクトがあり、売れやすい」という。立地が良いなどのメリットがあれば、新耐震以前の物件でも積極的に仕入れている。

 今後は新サービスとして、壁紙や床材、キッチン扉などのカラーを購入者が選べるような「セミオーダー型」のリフォームにも対応していく方針。

 同社ではその他、不動産仲介、賃貸管理などを手掛けており、年商は3億円弱。

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