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ブラス、住設のWEB販売が好調

ブラス、住設のWEB販売が好調

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 リフォーム会社、ブラス(東京都足立区)のWEB住設物販が好調だ。月間売り上げは約1200万円となり、全売上高の約3割を占めるまでに拡大した。今期年商は、リフォームで2億、物販で1億5000万、合わせて前年度比40%増の3億5000万円を計画する。

 同社は、仕入れ力の強化や新しい集客ルートの開拓などを目的にWEB上で水まわり設備の販売を2年前から開始。特にキッチンの販売量が多く全体の6、7割を占める。近隣エリアでは工事も行い、月間5、6件は物販に伴う取り付け工事依頼を受ける。

 「工事を含むと1件あたりの単価は90万円ほど。月間500万円はWEB物販から派生した取り付けのリフォーム売り上げです」(中野明彦社長)

 また、専任の担当者をおき、ポータルサイトでの集客にも力を入れている。現在、リフォームオウチーノ、リフォームコンタクト、ホームクリップの3つのサイトを活用しており、「特にリフォームコンタクトからの反響が良く、成約後のマージンがかからないので、費用対効果が高い」と中野社長は話す。

 リフォームコンタクトでは、100件の案件に対し応札し、依頼主にメールすると、15件から20件の反応がある。見積もり提出後の成約数は2、3件。現在は、このポータルサイトと物販サイト、自社ホームページ合わせ、WEBからの引き合いによるリフォーム売り上げが全体の約7割。今後はより物販を強化し、取り付け工事の増加を狙う。

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