百貨店のさいか屋(神奈川県川崎市)は、すてきナイスグループと2014年1月1日からリフォーム・介護サービスを開始した。
同社の外商担当員が訪問先の顧客に紹介し、神奈川県横浜市に本拠地を置くすてきナイスグループに引き継ぐ。その後、同グループの担当者が顧客のニーズに合わせてリフォームや介護用品の提案を行っていく仕組みだ。
提携のきっかけは、同社の運営する川崎店に「ナイス住まいの情報館 住まいるCafe」をオープンしたこと。同社の外商顧客は約6万人いるが、中心客層が50~60代で、同グループの顧客層と重なっている。そこで同社は、リフォームや介護といった、今後ニーズの高まりを想定する商品提案で他の百貨店と差別化に動き出した。
きっかけは川崎店の「ナイス・住まいるCafe」
サービスのポイントは3つ。「老後も視野に入れたリフォーム」、「地震対策」、「介護用品の提案」だ。元々、外商でニーズがあったものの、専門性の高い商材のために手掛けられなかったサービスを、同グループの協力のもとで提供していく。
今後同社は、提携企業を増加させ、家事サポートや家電紹介、冠婚葬祭など、家にかかわるあらゆる相談に応えていく計画だ。

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