フレッシュハウス(神奈川県平塚市)の今期(3月決算)売り上げが2期ぶりの2ケタ増を記録することがほぼ確実となった。売上高は前年度比16%増の約64億円となる見込み。来期は12%増の72億円を計画している。
増収の要因を佐野士朗社長は「消費増税前の駆け込みなどで、単価がアップしたことが大きい」と話す。実際、前期68万円ほどであった平均単価が約80万円にアップした。50万から500万円の中型工事の全体工事件数に占める割合が15%から25%ほどに増えたことが単価を押し上げた。
来期は、連続での2ケタ成長を狙っており、各社員のレベルアップに力を入れていく。
「以前より、離職率は低くなりましたが、出店するための人材が足りていません。来期の出店数は4店舗ほどとして、人材を育成していきます」(佐野社長)
出店エリアは、昨年初上陸した福岡をはじめ、愛知、埼玉、千葉を予定し、昨年同様の4店舗にとどめる考え。ただ、好調な福岡は、既に出店場所の選定に入っている。
同社は、平塚市を拠点に現在27店舗を展開。当初は本社所在地から半円状に徐々に店舗を拡大してきたが、2012年から飛び地出店を開始し、2012年愛知、2013年福岡に進出した。現在は、1都7県に拠点を構える。

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