今年で創立10年目を迎えるグッディーホーム(東京都武蔵野市)は3店舗を展開し、今年度の年商は6億円を達成する見込み。「街の住医」というキャッチフレーズを掲げ、顧客との生涯のつながりを重視している。
同社では、他社が敬遠しがちな小工事を重視することを社内で徹底。ドアノブ交換から始まり複数の工事を任され、結果的に家丸ごとのリフォームに至ったことも。
「会社が10年目を迎え、以前に比べると小工事を頼めないんじゃないかと思われるお客さんもいらっしゃいます。だからこそ逆に小さい工事に力を入れないといけない」(卯月靖也社長)
そんな同社が勧めているのが、タカギの浄水器一体型水栓の提案。年々取り扱い本数が増え、今年は既に37本を販売・施工した。水栓は使用頻度が高く、満足感を感じてもらいやすい。またカートリッジの交換が定期的にあるため、顧客との継続的な接点にもなる。
リピーターを生み出す浄水器
定期的に開催する店舗での相談会では水道水、浄水、ミネラルウォーターの飲み比べを実施。浄水とミネラルウォーターは区別がつかない人がほとんどで、コストや利便性などから浄水器の提案につなげる。
「イベントなどではタカギの営業さんにも協力してもらい、浄水のおいしさを体感してもらいます。小まめにサポートしていただけるので、ウチとしても年々販売に力が入ります」(同社長)
交換のカートリッジを郵送する際、請求書に同社の案内を同封し、自社PRにもつなげている。リピーターを生み出す仕組みとして今後も力を入れていく予定だ。

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