アルミ建材大手の三協立山(富山県高岡市)の業績が上振れとなった。2014年5月期第3四半期の連結決算は、主力の建材事業の売上高が1618億円で、前年同期比5.6%増えた。営業利益は90億円で、同4割増となった。
消費税増税前の駆け込み需要を背景に、新築住宅向けやリフォーム向け建材が順調に伸び、改装・リフォーム事業強化の取り組みが実を結んだ形。
全体の売上高は前年同期比7%増の2123億円、営業利益は同34%増の120億円だった。好調な業績を反映し、通期の業績予想も上方修正した。全体の売上高は2900億円と、従来予想を40億円上回り、前期比では183億円、約7%増える見通しだ。営業利益も150億円と、同30億円、25%増える見込み。従来予想は微減益だったのが、大幅増益に好転する。

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