団地のマンション3000世帯にリフォームを集中的に提案し、その1割にあたる300世帯から受注を獲得している企業がある。埼玉県川越市のマヤマだ。
同社は、志木ニュータウンのマンションを改修した見学会を年6回のペースで開催し自社をPRしている。
見学会を開催するのは、スケルトンリフォームを手掛けた物件。同団地の各専有部では、窓の結露や床の劣化などに悩む住民が多いことから、窓や内装に力を入れたリフォームで、快適さをアピールしている。
開催ごとにチラシを全世帯に配布し、1度の開催で約30組が参加、大小10件程度の受注を得ている。
「イベントの他にも、工事のために当社のロゴが入った自動車がほぼ毎日、団地を回っております。団地のリフォーム事情を最も知る企業として、信頼の獲得にもつながっています」(間山聡社長)
同団地は築25年に差し掛かり、リフォーム適齢期を迎えている。同社は、今後もOB率の拡大に努める考えだ
前年度の団地内の年間工事件数は90件。そのうち600万円台のフルリフォームを10件程度手掛けている。

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