≪地域密着店の戦略≫
リフレット(埼玉県ふじみ野市)は、工事規模に応じてスタッフを専任化することで、3年後に年商10億円突破を目指す。
同社は今後、工事規模に応じて、リモデル(増改築を含む大型工事)、リフレッシュ(住設の交換など)、リペア(修繕や細かな部品交換など)の3分野に分割。それぞれを専任スタッフ化してサービスを行っていく。
「これまで応えきれなかった大型工事の要望に応えるシステム。対応できるスタッフが3人と少ないために、大型に専門で当たるようにするのが狙いです」
同社の戦略は、車15分圏内に集中してサービスしエリアシェアを高めるというもの。昨年4月には川越市に出店し、対応エリアが広がっていた。そこで、リモデル担当を各店に配置するのではなく、2店のエリアを一括して担うようにする。一方、担当スタッフが多いリフレッシュは各店に配置し、従来通り15分圏内でサービスを行う。
同社は来年にはさらに1店出店する計画。これまでと同様に東武東上線沿線に店舗を配置する。
「新店も含めたエリアは人口30万人でリフォーム100億円商圏。そのうち10%のシェアを取っていくことが目標です」(多田良雄社長)
同社の前期売上高は約5億円。川越の新規出店で1億5000万円増。

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