広島市内を中心に4店舗を展開するマエダハウジングは、従来の店舗とは異なる水まわりリフォーム専門店「リフレ」を市内の安佐北区に先月、初出店した。
約30坪、3人で運営
店舗は約30坪で、キッチンとバス各2台、洗面台とトイレ各3台を展示するほか、相談スペース、キッズスペースも設けている。
従来店舗の半分以下の坪面積に加え、店内のデザインも作り込まないため、出店コストは5分の1程度に抑えられているという。店舗運営はスタッフ3人(営業2人、事務1人)で行う。
同社の前田政登己社長は「住宅リフォーム業界はいま成熟期を通過したところだ。住まいのワンストップ化が進む一方で、専門店化という動きも当然でてくる。こうした水まわり専門店の出店が今後も各地で続くだろうが、当社では価格競争に巻き込まれず、施工性と地域の信頼性を糧としてやっていきたい」と話した。
6月7、8の両日に行ったオープン記念セールでは、予想よりやや少なめの30組弱が来場し、店内の様子をうかがった。チラシは商圏とする3万世帯より多めの5万枚を周辺地域まで入れたほか、OB客にはダイレクトメールで案内。
初出店のため売り上げ目標はとくに設定しないが、損益分岐点は粗利額で月300万円としている。また同社は「リフレ」オープンの翌週末、既存のリフォーム、新築、不動産のワンストップ型店舗である4店舗目のマエダハウジング東広島店(東広島市西条)をオープンした。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面