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日立ライフ、再生モデル住宅でリノベ強化見学会など定期イベント開催

日立ライフ、再生モデル住宅でリノベ強化 見学会など定期イベント開催

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 日立製作所グループの日立ライフ(茨城県日立市)は、リノべーション事業を強化する。同社はリノべーション事業の主要拠点として昨年11月、茨城県ひたちなか市に中古再生住宅(リノベーション住宅)の「東石川モデルハウス」をオープン。以降、築35年の中古住宅を大型改修した同モデルハウスで、定期的に見学会などのイベントを開催しており、今後はさらに力を入れていく。

 同社の前期リフォーム売上高は6億円。そのうち大型改修のリノベーション事業は年間7、8件ほどで金額にして約1億円だが、今期はモデルハウスの公開で技術面などでの強みをアピール、リノベーション事業の比率をさらに高めていく。

 60坪ほどの敷地に建つモデルハウスは、広さ約26坪の木造平屋を基礎や柱などを生かし大型改修したもの。土地建物の資産活用システム「リ・ライフシステム」の思想と「趣味と共に」をコンセプトに大改修したもので、外観イメージのほか、最新の設備機器導入による機能性の向上を実現。また間取りの変更により広々とした空間を実現している。中でもHiダイナミック制震工法(制震ダンパー)による耐震性の向上、樹脂サッシとLOW‒E複層ガラスによる断熱・遮熱効果の向上、高断熱浴槽と暖房換気乾燥機付きバスルームによる快適性の向上など、機能面での改修には最も力を入れた。

 「築35年以上の物件でも、リノベーションにより新築以上にグレードアップすることができることを知ってほしい」(担当者)

 なお、同モデルハウスはオープンから2年間は集客用として公開。2年経過後は、中古再販物件として販売する予定。

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