リフォーム会社が少ない負担で、賃貸リフォーム事業を拡大することができるサービスが注目を集めている。アルティメット総研(東京都新宿区)が運営する賃貸情報サイト「ウチコミ!」だ。
同社の運営する「ウチコミ!」は、これまでの不動産取引の常識を破り、物件オーナーと消費者がダイレクトに取引できるマッチングサイト。物件オーナーと消費者双方で交渉して合意した後、契約をサポートする役割を担うエージェントとして不動産事業者が参加する。

ウチコミ!の仕組み
エージェントには、物件の成約時に賃貸オーナーから家賃の一カ月分の仲介手数料が支払われる。エージェントの業務は、内見の立ち会いと契約のみ。宅建業の資格を持つ事業者は、営業などの負担の少ない不動産事業が行える。そのため、リフォーム会社でも不動産事業の取り組みを始めやすい仕組みだ。
契約後は、ウチコミ!の運営本部がエージェントを紹介。エージェントになったリフォーム会社は、営業することなくオーナーとの接点を持つことができ、その後の現状回復などの賃貸リフォームにつなげることが可能になる。
「物件オーナーから、空室対策のリフォームやリノベーションの相談が増えています。そこで物件の総合的なコンサルもできるリフォーム会社をもっと増やしていく予定です」(須崎 健史部長)
現在エージェントは45社、来年中には1都3県で200社に増やしていく。今なら、新規エージェント加盟店は、月会費5万円のキャンペーン中だ。

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