建材販売店から施工店へ―――。
工務店への建材販売の業績が低下し、エンドユーザーからの元請け受注を開始した流通店がある。MADOショップ因島(いんのしま)店を運営する小林材木店だ。

MADOショップ因島店の集客を強化していく
同社は窓工事を切り口に、3年前から近隣にリフォームを提供。窓の改修工事を中心に月商150万円を売り上げている。
「実はサッシ交換のチラシを近隣に配布し、頂いた問い合わせを工務店に紹介していました。しかし、当社を信頼して問い合わせたのに、対応が他社ということに疑問を感じていました。そこでYKK APのMADOショップに加盟し、相談に直接対応することにしたのです」(小林俊造社長)
今期は、初めて年間を通してリフォーム提案をする計画。チラシ配布を年6回、季節に合わせた内容で行う。
「目標はエリアシェアの2割。自社エリアには2万世帯あります。試算では年間2億6000万円のリフォーム需要があると考えています」(小林社長)

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)25面