新築やリフォームで2024年8月期に21億円以上を売り上げたリバティホーム(東京都江戸川区)は、新築OBのアフターフォローを強化している。外装案件を獲得でき、人員も増やしたことで、リフォームは今期中間時点で1億5000万円を売り上げている。
築12年以降の顧客へDM送付
人員4人増加で、対応案件増
現在は本社1社だが、将来的には支店出店も考えている
単価20万円増
同社は主に、新築とリフォームの2事業を手掛ける。新築は注文住宅のみで、前期受注棟数64棟、全体の売上高は21億円以上だ。そのうちリフォーム売上高は約1億4400万円で、そのうち6割弱は水回りリフォーム。それ以外を外壁塗装や屋根、内装のリフォーム、外構工事が占める。アフターメンテナンスによる少額の工事も含め、平均単価は78万円。
今期の中間決算時点で、受注数、リフォーム単価も上昇。昨年9月〜2025年2月の間の問い合わせは252件あり、前期比で181%。契約件数は同177%の163件(半期分で算出)、平均単価は90万円を超え、同15%伸びた。リフォーム売上高は前期の売り上げを超えて、今期は3億円を目指す。
伸びている要因は大きく2つ。それが、築12年経った新築OBへのフォロー開始と人員増加だ。新築後12年経った後のフォロー担当は、リフォーム営業部。往復はがきを出し、そこから外壁、屋根塗装、カバー工法を受注するのが狙いだ。

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