いかに同じ方向性を持つ新卒を採用するか―――。この課題にユニークな方法で取り組んでいるのが、リアンコーポレーション(栃木県宇都宮市)だ。同社は、説明会を受けた就活生の会社訪問を随時受け付けている。
7月1日に行った社内の月次会議を就活生に開放した。学生は5人参加。業績報告や今月の計画など、数字の飛び交う厳しいやり取りにも学生は真剣に聞いていた。その後、行った恒例のレクリエーションにも参加し、ソフトバレーなどでスタッフとともに汗を流した。
五嶋伸一社長は「顧客に感動を与えるサービスを提供することを当社は目標としています。そこで新卒採用で重視するのは『想いの同一化』。同じ方向を向ける人に来ていただきたい。そのために、こちらも隠さずにすべてを見せています」と話す。
同社は、来年4月入社の新卒で10人の採用を計画している。すでに会社説明会を数度開催。150人以上が同社の説明を受けている。
「同じ想いを持って入社する社員は向上心に溢れており、今年4月入社の5人もすでに戦力化しています」(五嶋社長)
同社の新卒採用は2年目。今年5月に小山支店を出店するなど業務の拡大を進めており、新卒採用を不可欠と考えている。
今期年商は約17億円の計画。うちリフォーム売上高は5億円。

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