東京都足立区に拠点を置くリフォーム会社、ブラスの住設WEB物販事業が好調だ。前期ベースで売り上げは約4割を占めるまでになり、売上高は1億5000万円となった。将来的には年間2億円の売上高を目指す。
同社は仕入れ力強化や新しい集客窓口の開拓を進めるため、約3年前からWEBでの物販事業を開始。販売エリアが営業範囲内であれば、取り付け工事まで行う。現在、物販から派生したリフォーム工事が、全体集客の約3割を占める。
「先月も手掛けやすい200万、300万円の工事が2、3回の見積もりで決まりました。反響状況は良いです」(中野明彦社長)
WEB物販は2人のパート人員でまかなっており、固定費用も少ない。単純な粗利はリフォームよりも少ないものの、最終利益はリフォーム事業と同等の数字が残る。
また今期は、売り上げよりも利益を重視した経営を推進する計画。利益割合の変動が少ない物販事業は、継続して行い、リフォーム事業は割引などをあまりせず、健全な金額での受注を進める。今期、営業利益の拡大を目指していく。
前期売上高は4億円強。今年5月には事務所をJR竹ノ塚駅、徒歩5分の場所に移転した。

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