「家族が団らんできるリフォームのコツは、キッチンとダイニングの距離を近付けることです」と、コンテストでの表彰実績がある、アース(橋本雅志社長・東京都江戸川区)のインテリアコーディネーター須藤彩氏は話す。

オリジナルテーブルを付けたキッチン
同氏は、キッチンとダイニングの間で話がしやすい空間をつくり、家族の団らんを促している。
例えば、ある住宅の場合、市販のシステムキッチンにオリジナルのテーブルを融合し、ダイニングへと伸ばしている。テーブルの長さは2.5mで、6、7人が座ることができる。ダイニングは、座っている人とキッチンで作業をしている人の目線の高さが同じになるよう計算し、より話がしやすいように工夫されている。
「お客様からは『まさか、キッチンに立ちながら団らんにまざれるとは思っていなかった』という喜びの声を頂きました。キッチンは団らんから離れたものだと考えているお客様が多いので、お客様の予想を超えた提案となり、大変満足していただけます」(須藤氏)

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