佐平建設(沖縄県那覇市)、クロトン(沖縄県浦添市)、アーキテクト ラボ.ハローム(沖縄県中頭郡)は、県内での住宅インスペクションの促進を目的に「平成27年度沖縄県中小企業課題解決プロジェクトの企業連携部門」で新たに採択された「沖縄特化型既存住宅流通活性化プロジェクト」の活動を始動させた。
3社は平成25年度から活動しているOKINAWA型中古住宅流通研究会の中心メンバーで、昨年度は国土交通省の補助事業の実施事業者として活動を展開。中古住宅購入時に建物の現状を簡単にチェックし、住宅ローン減税などの制度も知ることができるツール「おうちクリニック住宅カルテ」を作成するなど、インスペクションに関する促進活動を行ってきた。
今年度は県からの補助を受け、新プロジェクトを開始。具体的には売り主・買い主に向けた無料インスペクションまたはその体験会、買い主向けに「おうちクリニック住宅カルテ」を活用した無料セミナー、宅建業者向けに「事業者マニュアル」を活用した無料セミナー、既存住宅アドバイザー講習会など各種普及活動を展開。また買い主へのインスペクションや瑕疵保険などをセットにしたサービスも提供する。
「沖縄はRC住宅が大部分を占めるため、住宅インスペクションを行う必要がより高いはずだが、これまでは十分な調査がないまま物件を現状のまま引き渡すことが多く、沖縄での中古流通はリスクが高い印象があった」(佐平建設・柿本洋常務)という現状を鑑み、今年度はRCに対応したインスペクションマニュアルの作成なども検討。
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