A: まず半径10キロの商圏分析を
セイホーコーポレーションは、全国で400社以上のリフォーム会社のチラシを作ってきた、リフォームチラシ制作の専門店。同社の奥野社長は、チラシを作成する際に重要なポイントを3つの段階に分けて解説した。
ポイントを押さえて同社が作成したチラシ
まず初めに行うのは商圏の事前調査。会社や支店を中心に半径10Km内の商圏調査表を折り込み会社からもらい、戦略を練る。例えば、OBの郵便番号からユーザーがどの地域に多いのかを地図に落とし込み、配布エリアを分析することができる。
次に、チラシを作る前準備として、決めるべきことが5つ。(1)チラシのタイトル、(2)何を売りたいかではなく、誰に売りたいか。ターゲットを絞ることで費用対効果を高めやすくする、(3)売りたい商品に合わせた、特典やお楽しみイベントの内容、(4)「新規を獲得したい」などチラシを配る目的、(5)電話で問い合わせが欲しいのか、ショールームに来場してほしいのか。イラストを付けて気軽に電話できるようにしたり、「ショールームにぜひご来場ください」といった案内を入れる。これにより、ユーザーからのレスポンスは大きく変わる。

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