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内装もビル名も自由にカスタマイズ
スタートアップ企業やクリエイター向けにシェアオフィスの企画・設計、運営を行うリアルゲイト(東京都渋谷区)は、今年から「オーダーメイドビルディング賃貸事業」を開始した。中古ビルの新たな再生モデルについて聞いた。
OMB JINGUMAE 1st 階段や床を撤去し、天井高4.7メートルを生かした開放感のある空間に
シェアオフィスより自分の城
この事業は、経年劣化によって不動産価値が下がった300坪未満の築古小規模ビルを同社がオーナーから一括で借り上げ、電気・空調設備などのインフラ設備工事を行った後、再賃貸するというもの。入居者は、内装や外観を変更することができ、さらにビルの命名権も与えられる。自社のアイデンティティをオフィス空間へと反映することが可能。小規模ビルのオーナーが抱える空室問題とスタートアップ企業のニーズをマッチングさせる事業だ。
東京には、空室問題を抱えた小規模ビルが数多く眠っているという。岩本裕社長は「渋谷区と港区には300坪以下のビルが圧倒的に多い。23区にある500坪以上の中小ビルよりも、この2区にある300坪以下のビルのほうが数が多いんです」と語る。そのためエリアを広げるのではなく、同社のデザイン性や技術を発揮できる渋谷区と港区に特化して展開していく。
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