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古民家改修の魅力伝える発信基地整備
年商45億円のビルダー、オカムラホーム(千葉県八千代市)は、古民家改修でリフォーム売り上げを伸ばしている。受注単価が1000万~5000万円と高く、年間で5件ほどの受注ながら、同社のリフォーム売上高5億円のうち、1億5000万円を占めるまでになっている。金子康雄社長に古民家改修事業の戦略について聞いた。
古民家の雰囲気を色濃く残した外観。大開口部で外に開けた雰囲気に
カフェ併設のモデルハウスも
同社が力を入れているのは、古民家のリノベーションの認知度を高める発信基地の整備だ。1月には、佐倉市のユーカリが丘駅から徒歩4分の場所に新たなモデルハウスをオープンした。築45年の2階建て戸建てをリノベーションした物件で、カフェと2つのレンタルスペースを併設している。
このモデルハウスには、古民家改修のモデルハウスとしての役割を果たすために、さまざまな工夫がされている。例えば、新たに設けたガラス張りの大きな開口部。これは、店内に開放感を持たせるとともに、通りから内部が見えるようにすることで来店を促進することが狙い。開口部を広げたことによって低下した耐震性能は、ほかの部分に耐力壁や筋交いを設置することで補っている。
外装には白と黒のモルタル、そして黒い塗装を施した杉材を使用して一新。一方で、屋根や入口に設置された銅板を用いた庇はそのまま生かし、新しいながらも古民家の雰囲気を持つ外観に仕上がっている。また、木工細工やタンス、神棚をインテリアとして使用するなど、既存のものを積極的に活用している。
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