すむたす、買取再販ベンチャー 4億円調達

スピード売買のAI開発

　買取再販事業を手掛けるベンチャー、すむたす（東京都目黒区）は今月、WiL, LLC（米国カリフォルニア州、Co-FounderCEO：伊佐山元）を引受先とする第三者割当増資を行い、4億円の資金調達を行った。今年は年間100件の売買を目指す。これまでは月間3件ほどの取引実績。売買実績を増やすためにAIサービス「すむたす買取」を強化。これは物件を売りたい人が、オンラインで売却価格を査定できるサービス。最短1時間で査定する。リリースから700億円ほどの査定実績がある。

AI不動産査定「すむたす買取」が武器だ

　同社では査定した物件を購入し、改修後に売却するという独自のビジネスモデルを展開している。同社では最短2日、平均して1週間で購入するなど、スピード買取を売りにしている。角高広社長は「通常、売却には180日はかかる」と話す。