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エイブル(東京都港区)は、高齢世帯向けの新提案となるユニバーサルデザイン住宅の「HANARE(はなれ)」プロジェクトを開始した。

敷地内に「離れ」の建築を提案
高齢世帯が今住んでいる家を、需要の高い子育て世代に賃貸として提供し、自分たちは同じ敷地内に建築する離れに住むというもの。空き家を増やさず、高齢者には住み慣れた土地で生活してもらうことができる。
同プロジェクトは、住友林業(東京都千代田区)より住宅資材を調達し、日本電気(東京都港区)が提供するクラウドサービス「JHOP」のCAD清算システム等を利用し、高齢者向け木造APS工法平屋建てのユニバーサルデザイン住宅(長期優良住宅仕様)を提供する。本体価格750万円(税別)、延べ面積42.23平米。
初年度売上目標は100棟。既存住宅貸し出しの不安を取り除くため、国土交通省の推奨する住宅借り上げ制度の検討や、リバースモーゲージ、エイブルおよびグループ会社のサブリース利用なども勧める。また在来軸組工法に金物を組み合わせたAPS工法の採用で、耐震性の向上と高齢者も住みやすいユニバーサルデザイン住宅を実現した。

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