TOTO、システムキッチン「THE CRASSO（ザ・クラッソ）」モデルチェンジ

クリスタルカウンターに新柄「カラカッタカロレ」＆「白凪（しらなぎ）」追加

TOTO（福岡県北九州市）のシステムキッチン「THE CRASSO（ザ・クラッソ）」が8月にモデルチェンジした。モデルチェンジのポイントは2点。「クリスタルカウンター」の新柄追加と「コンフォートユニット」のプラン追加だ。どのように進化したのか、キッチン開発G 嘉嶋美奈子氏に話を聞いた。

システムキッチン「THE CRASSO（ザ・クラッソ）」が8月にモデルチェンジした

「クリスタルカウンター」の素材を生かし、カスタマイズした新柄2色

「クリスタルカウンター」は、すりガラスのような質感で空間を明るく演出する、TOTO独自開発のキッチンカウンター。今回新たに柄入り2色を加え、柄入り5色・単色5色の計10色のラインアップとなった。

新色の1つ目は「カラカッタカロレ」という大理石調の柄。クリスタルの素材に柔らかく大理石調の柄が浮かび上がり、高級感とあたたかみを演出する。嘉嶋氏は「柄入りのクリスタルカウンターは、ショールームで一目惚れしていただくことが多いアイテムです。『カラカッタカロレ』は華やかで高級感も感じられることを目指しました」と語る。

高級感とあたたかみを演出する大理石調の「カラカッタカロレ」

2つ目は「白凪（しらなぎ）」という静かに光る水面を模したデザイン。白をベースに、柄はグレー1色で描かれており、穏やかな印象だ。「さまざまなインテリアに溶け込みやすく、多くのお客様にとって選びやすい柄にしました」と嘉嶋氏。

静かに光る水面を模した、穏やかな印象の「白凪（しらなぎ）」

この2種類のデザイン開発について、「『クリスタルカウンター』は光を取り込んで柔らかい印象になる素材なので、その良さを生かすような色柄にカスタマイズしました」と語る。

キッチン家電やストック品置き場の悩みを解決するプラン追加

進化したのはデザインだけではない。周辺ユニット「コンフォートユニット」にカウンター付きプランを追加し、作業がしやすくなった。

「コンフォートユニット」にカウンター付きプランが追加された

このカウンターはキッチン家電を置いたり、作業スペースとして使用できる。例えばカウンターに炊飯器とコーヒーメーカーを置いて、カウンター上にあるキャビネットにお茶碗とコーヒーカップを置くと、作業効率をアップすることができる。

「近年、キッチン家電が増える中で、置く場所に困っているという声を聞いていました。腰をかがめることなく家電を使うことができるカウンターにしました」と嘉嶋氏は語る。

カウンターにキッチン家電、その上のキャビネットに食器を置くことで作業効率を高められる

さらに、一番下の段にオープンスペースを設けている。このスペースは床とつながっているため、箱のまま持ち上げることなく収納できるようになっている。「食材や水をネットで注文して箱でストックしておく方が増えているので、まとめ買いしたものを収納できるスペースを設けました。

そして作業後は扉を閉めれば、空間をすっきりさせることができます。たっぷり収納・作業性・すっきりがそろった商品です」（嘉嶋氏）

箱のままストック品を収納できるオープンスペース

「ザ・クラッソ」の商品ページ
https://jp.toto.com/products/kitchen/crasso/

#水まわり嬉しい「ザ・クラッソ」の特徴
https://jp.toto.com/pages/knowledge/campaign/totoya/kitchen/

TOTO（福岡県北九州市）
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1917年創立。「水まわりを中心とした豊かで快適な生活文化の創造」という理念のもと、水まわり住宅総合機器メーカーとして新しい商品を生み出し続けてきた100年企業です。 システムキッチン、浴室、洗面化粧台、レストルーム（トイレ）など、さまざまな商品で暮らしを豊かに彩ります。