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クライムホームリアライズ不動産事業で新たな顧客開拓

クライムホームリアライズ 不動産事業で新たな顧客開拓

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埼玉県の地場ビルダークライムホームのリフォーム会社、クライムホームリアライズ(埼玉県久喜市)は、「とち住ま情報館」というブランドで、土地や中古住宅の仲介事業を開始した。今月は2件の土地仲介と新築戸建て住宅の受注にもつながっている。建物価格はおよそ1棟1200~1400万円。デザインの仕様はあらかじめ200プラン決められており、そこから消費者が選択するというもの。同ノウハウは不動産事業の支援を行っているフィットに加盟して得たもの。24坪~33坪までのコンパクトサイズの規格住宅。目標は年間20棟でリフォーム事業以外のもうひとつの売り上げの柱に育てたい考えだ。

ショールーム内にある不動産コーナー
▲ショールーム内にある不動産コーナー

また、同社はパナソニックのリフォームフランチャイズ「リファイン」に加盟しており、同FCが現在、不動産仲介ネットワークセンチュリー21と共に進める「中古住宅の仲介+リフォーム」に関する研修会にも参加している。地元不動産会社との連携を深め、仲介時のリフォームに対応できる体制を整える。

黒須登喜男社長は「現在は1店舗ですが、将来的には店舗展開も視野に入れています。そのためにも新しい不動産事業をきっかけに売り上げを伸ばしたい。今の課題はその新事業をいかに消費者にピーアールしていくか」と話す。

同社は今期6期目。前期の売上高は約2億円。現在は8名体制。クライムホームが建てた新築OBからのリフォームのみならず、積極的に新規開拓を行っている。

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