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ホームテック、今期売上52億円を計画

ホームテック、今期売上52億円を計画

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ホームテック(東京都多摩市)は今期3店舗の新規出店、既存店の売り上げ拡大などで、前年度対比158%となる52億円の売り上げを計画。大型店は1店舗の売上高10億円を目指す。

前期の売り上げは前年度より約1億円アップの33億円強にとどまった同社。前期は売り上げの拡大よりも「顧客満足度を上げる営業に力を入れました」と高橋久明社長は話す。仕様を確定してからの着工に切り替えたことでクレーム発生件数が大きく減少した上、粗利率が2~3%高まり36%以上となった。ただ、工事の遅れにつながり、前期は受注残が多く発生。今期は大幅な売り上げ増を目指す。

「1000万円、500万円、200万円、75万円、40万円、20万円と受注額を区分けし、例えばこの店では車で20分圏内で1000万円ほどの工事が何件出るはずだという指標を自分たちで立てています」(同社長)

特に200万円を超える工事成約率が高まっており、世田谷店と武蔵野店では以前5割強だった成約率が約8割に上がった。一方、50万円以下の工事は成約率4割台。大型工事受注の高さが店舗の売り上げを押し上げている。

新店舗は2012年6月に東京の杉並区井草、秋に東京、2013年3月までに神奈川への出店を計画。杉並区の店舗は面積約30坪、5名体制の予定だ。

また、2012年4月からは不動産仲介事業も開始した。売り物件情報をOB客から集めたところ既に4~5件の反応があり、半年で2000万円弱の取り扱い手数料収入を見込む。スタッフ数は2名。中古住宅取り引きの場合、約6割をリフォームに結び付けたい考えだ。

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