千葉県の市川市と浦安市を拠点に7億円を売り上げるリフォーム青山(千葉県市川市)は団塊ジュニア世代をターゲットにした新規客の獲得に力を入れている。
「現在は受注件数の7割がリピーターですが、新規の割合を増やし、リピート6割、新規4割ほどにしたいと考えています」(吉田充志専務)

▲ホームページも昨年リニューアルしたリフォーム青山
新規客の獲得を増やすため昨年にはホームページをリニューアルし、施工事例の掲載を増やすなどコンテンツを充実させた。また、新たに携帯閲覧用のサイトを設けた。これは親から相続した住宅や、購入した中古住宅をリフォームする40代の団塊ジュニア世代を取り込む戦略だ。
「ホームページの閲覧数は増えています。スマートフォンなどで、ちょっとした空き時間にリフォーム会社を調べたい方に見てもらう機会を増やそうと考えました」(吉田専務)
同社は新規客の集客方法として、ホームページのほかに、地域コミュニティ誌への広告掲載、約4ヵ月に1度行うコミュニティ誌への折り込みチラシ(10万部弱)、メーカーショールームで開催する年間2回のイベントなどを行う。一度工事をすると88、9割が22度目の工事につながるそうだ。
今後はOB客に向けた定期的な情報紙の発行や独自の特典など、リピート受注増加に向けた取り組みも検討している。

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