埼玉県草加市を地盤とするビルダー、オガワホームのリフォーム会社、オガワホームアメニティサポート(埼玉県川口市)では、新築OBへのリフォーム提案を強化していく。
従来は新築を建て終わった後に、アフター担当が1カ月、6カ月、1年、2年、5年、7年、10年といったスパンで定期点検を行っており、10年目を機に管理をリフォーム事業部に交代するようになっていた。今回新たにスタートしたのは、7年目でリフォーム部門が点検を担当して、その後引き継いでいくというもの。従来よりも3年前倒しで顧客との接点を持つ。
「従来よりも早い段階で会い、その後発生する10年目の外壁塗装の必要性や、給湯器が壊れてくる可能性があることなどを説明し、人間関係を事前に築いておくことが狙いです」(オガワホーム・吉井誠悟技術部部長)
点検は、外壁劣化、床下、屋根、建物内部、建具などを調査する。新築は1200件ほどのOBがいる。また、現在あるショールームに隣接する100坪ほどの倉庫を新たなリフォーム展示施設に改装する計画。OBの来店率、リピートオーダー率を高め、今期は営業マン5名で2億8000万円の売り上げを目指す。

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