安全性考慮、ロープアクセスを採用
首都高速道路(千代田区)はこのほど、レインボーブリッジの補修塗装を行った。今回の施工では、錆汁などで劣化が著しかった水平材と柱の南面を改修した。
上:改修前 下:改修後
水平材の塗装には、ロープアクセスを採用した。事前準備として実物大の模型を作って実証実験を行い、安全性を確かめた上で実施。採用の理由について、「安全性を考慮したため」と東京東局土木保全設計課課長の益子直人氏は語る。通常はゴンドラを採用するが、施工後に片付けが必要となる。例えば夜に交通規制し、作業終了後、翌朝ゴンドラを吊った状態で交通開放すると、何か物を落とした時に大事故につながってしまうなどのリスクを避けた。
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