茨城県牛久市を拠点に、車で30分のエリアを営業範囲とする「暖喜」は外装の塗装リフォーム受注に力を入れている。前期の年間塗装受注件数は60件、売り上げにすると2億5000万円のうちの約4割に及び、今後さらに受注数を拡大していく方針だ。

集客に使ったチラシ
「先日は初のセミナーを行ったところ、2日間で6組の来場がありました。そのほか電話で13組の現地調査依頼がありました」(石田隆社長)
同社では9月1日、2日の2日間、本社敷地内で秋のイベントを開催したが、その中で1時間のセミナーを行った。タイトルは「絶対に失敗しない 外壁リフォームセミナー」。内容は屋根の種類と特徴、塗装工法の種類、塗り替え時期の目安といった塗装に関する基礎知識となっている。
「参加した方はほとんど現調につながりました」と石田社長。電話での依頼とセミナー不参加者からの依頼も合わせると合計24件の現調が入った。そのうち既に7件が受注に結びついている。セミナーは第1回目が成功したことから、今後も定期的に開催していく考えだ。
塗料は札幌ドームなどにも使われ、従来のシリコン塗料の約3倍の耐用年数が見込める塗料「スーパームキコート」を利用。商品での差別化を行っている点も特徴だ。

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