経営破綻した住宅会社、木の城たいせつのOB顧客を中心にリフォーム営業を行う「しんせつ」(北海道滝川市)は札幌市内にリフォームのモデルハウスをオープンした。

3年前の家を改装
完成したモデルハウスは木の城たいせつの元となった耐雪ハウスが建設した築32年の物件。当時は4人家族を想定し作られたが、子供が独立し夫婦2人で暮らす住まいを想定して行われた全面改装で生まれ変わった。
4部屋あった2階は間仕切りを取り払い、2部屋とした。1室は奥さんが利用する多目的スペース。もう1室は主寝室と夫が使う書斎を設け、各々の趣味を楽しめる空間作りがなされている。特に、特徴的なのはベランダから続く屋上デッキ。オリジナルの木製カーポートの上につくられたもので、24平米のスペースは花火見物や遊具置き場として利用できる。
一方、1階は基本的な間取りは変えていないが、和室を「フローリング+琉球畳」に変えるなど生活のしやすさに重点が置かれている。すべての箇所でビフォーのパネルが設置されているので、どのように変わったのか変化を確認することができる。
10月末には3日間のオープンイベントを開催。約1万5000件の顧客への案内で、約100組が来場した。
今回のモデルハウスの屋上デッキも含めたリフォーム参考価格は16001~1700万円。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面