Case2 日高都市ガス
地元も企業も成長するビジネスを
・令和3年から同13年にかけ、約2200ある空き家を0にする
・10年かけ、4人世帯のファミリー層を流入促進させ、1万4090人の人口増加を目指す
埼玉県でガス事業やリフォームを手掛ける日高都市ガス(日高市)は、目標11の「住み続けられるまちづくりを」を推進している。
同社では昨年から増え始めた「空き家」の管理事業を始め、不動産仲介業も強化しだした。放置したままになってしまう持主に代わって管理する。月5000円で戸建ての外回りのチェック、1万円で通水チェックも行う。
現在は3件を管理。築30~40年の戸建てで空き家になって2~3年のものから、中には10年近いものもある。
さらに不動産売買仲介事業も手掛けており、売却の相談にも対応。この1年間では15件の仲介を手掛けた。放置空き家を減らしたり、中古物件を流通させたりすれば地域の衰退を食い止め、持続可能な街作りに繋がる。

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