リフォーム・リノベーションのマッチングサイト「monocla」を運営するmonocla(東京都渋谷区)は、アート事業WASABIを提供する NOMAL(東京都中野区)と業務提携を締結。住宅のリノベーション時にミューラル(壁画)の提供を開始する。
リノベ時に「壁画」提供開始
一般住宅に気軽にアート普及
住宅のリノベーション時にミューラル(壁画)の提供を開始する
ミューラルとは、MURAL=壁画から名付けられた壁に描くアートのこと。近年、オフィスの壁にミューラルを描くことで「ギャップを演出できる」「コミュニケーションを生む」「会社のビションが浸透する」などの効果があり、文字や言葉ではない表現方法のひとつとして注目を集めている。
施主は日本中のアーティストから気に入ったテイストを選択。ワークショップや合成画像を参考にどのようなミューラルを施工するかを決め、リノベーションの施工に合わせてミューラルも施工していく。
monoclaの山田真史社長は「文化が根付くには時間がかかると思うが、リノベーション業界に新しいワクワクを提供していきたい」と話す。
NOMALの平山美聡取締役COOは「リノベーションをされる方々は美意識やこだわりを持つ方が多いはず。アーティストが作るミューラルとの親和性は高い」と話す。
今後は「monocla」にミューラルを提供する事業者という導線を設置し、ユーザーが依頼できる環境を構築する。同時に、他アート会社や地方自治体との連携などを通じ、「ミューラルリノベ」の文化浸透を加速させていく。

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