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3Dプリンターでできた500万円の家、住宅産業に与える影響は?

3Dプリンターでできた500万円の家、住宅産業に与える影響は?

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3Dプリンターを使うことで、たった24時間で住宅が完成する。販売価格はわずか300万円。そんな夢のような話を実現させたのが、ベンチャー企業のセレンディクス(兵庫県西宮市)だ。この画期的な取り組みにより日本の住宅産業の未来はどう変わるのか。

セレンディクス 日本初の3Dプリンター住宅「スフィア(Sphere)」日本初の3Dプリンター住宅「スフィア(Sphere)」。グランピングや災害時の建物として売り出す

300万円で販売

完成までわずか24時間、3Dプリンターを使い、「スフィア(Sphere)」という球体型の住宅を建設する会社がある。2018年創業のスタートアップ企業セレンディクスだ。

スフィアの面積は10平米、価格はたったの300万円(税抜)だ。3Dプリンターで出力した壁はコンクリートを使用。竣工をロボットに委ねることで完成までの時間を24時間以内に短縮した。

セレンディクス 3Dプリンター住宅完成までのプロセス

3Dプリンター住宅は震度7まで耐えられる設計になっている。躯体の耐久年数は鉄筋コンクリート住宅と同じ47年だ。壁面を二重構造にして、ヨーロッパ基準の断熱性能を備える。耐震性能も、日本基準をクリアしている。

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