キタセツ(東京都大田区)は、外装の塗り替え事業を本格化し、従来、20棟強であった年間受注数を100棟に伸ばす計画だ。
同社が外装塗り替えに乗り出した理由を北川拓社長は「経営の安定化」と話す。手離れがよく、予想粗利のズレが少ない塗り替え事業の売り上げを伸ばし、会社の収益基盤にしていきたい考えだ。将来的には全体売り上げの約3割を外装により稼ぎ出すことを目標としている。
受注を拡大する方策としては
- (1)外装塗り替え専用のホームページの立ち上げ
- (2)塗り替えセミナーの開催
- (3)塗り替えの内容を入れた定期チラシの配布 ――― の3つを開始。
同社では本社から半径2kmの8万世帯をメーンの営業エリアとして考えており、その住民に対し販促活動を行っていく。
「セミナーは今までOBの方だけに行っていましたが、4月の末に初めて一般の方も集めて行いました」(北川社長)
同社の今期売り上げ目標は5億3000万円(6月決算)。4月には営業1名、工事スタッフ2名、合計3名の社員を新規採用し、体制を新たにした。また、今後は断熱改修などにも力を入れる考えだ。

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