年間約230棟の新築注文住宅を手掛ける開成コーポレーション(埼玉県ふじみ野市)は、新築住宅を引き渡した既存顧客6000件に対してリフォーム提案を強化する。
今後は年3~4回をめどに、リフォームに関するチラシをDMする計画。同社は1970年に設立し、新築住宅を供給してきたため最大で築40年を超える住宅も出てきており、リフォーム時期に入っている住宅も多い。
定期的にチラシを送付することで、リフォーム需要の喚起と、顧客との関係維持を図っていく考え。これまでにも「太陽光発電」や「クリーニングサービス」などのチラシを送ってきたが、リフォームメニューを増やしていく。
「特に築年数が10~20年を迎えた住宅の塗装リフォームは積極的に提案していきたい。アフターサービスで訪問すると他社でリフォームされている方もいらしゃるのでDMで『リフォーム』をやっているということもPRし、お客さんとの『絆づくり』をしていきたい」(営業本部企画開発部、有働武部長)
リフォームについてはサービス管理課という新築のアフターサービスを担当する7名が対応する。
同社は埼玉県内にモデルハウスを12カ所構え、木造在来工法の注文住宅を展開している。特に川越市でのシェアが高い。新築事業の売上高は約50億円。リフォーム売上高は約2億円。

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