OKUTA(埼玉県さいたま市)は退職後2年以内であれば、同じ役職・条件で同社に再就職できる出戻り手形の発行を始めた。優秀な人材をOKUTAの社員として再び呼び戻すことが狙いだ。
この出戻り手形の制度は、家業を継ぐために退職するスタッフが相次いだため、創設された。従来も、退職社員の再就職は受け入れていたが、戻ってきた際には新人スタッフと同等の扱いであり、役職も一からやり直しという形であった。そこで、万が一の事態があった際には戻ってこれるように、表彰状の厚紙形式の「出戻り手形」を発行。送別会で奥田勇会長より3名の退職者に手渡された。
家業を継ぐため退職するスタッフが相次いだため創設
「出戻り手形は弊社がいやでやめていくわけではない人を、応援していこうという気持ちから急きょ作ることになりました。今後も貢献度が高い社員に対しては、発行していくかもしれません」(総務部広報課 玉井多映子氏)

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