「売却のミカタ」ブランドで中古住宅仲介事業を手掛ける不動産仲介透明化フォーラム(東京都中央区)はフランチャイズネットワークを拡大している。今年の5月から会員化をスタートし、現在30社が加盟。当面は35社まで広げる方針。
加盟企業には、「売却のミカタ」というブランドの活用、ウェブサイトや経営ノウハウの共有を通じて支援を行う。現在展開している営業エリアは東京、大阪、名古屋、神戸、広島、岡山、福岡。11月に仙台、札幌も対象となる。同社では売主側に特化した仲介事業を手掛けている。売主から預かった中古住宅をより高く、早く売却することを強みとしている。
「一般的な不動産会社ではいわゆる売主からも買主からも手数料がもらえる両手取引を狙いたいがために、他の不動産会社に物件を公開しないようにする囲い込みが問題になっています。これにより売却のスピードが遅れたり、最終的には値引きして売ってしまったりと、売主の利益の最大化ができていません」(風戸裕樹社長)。
売主の利益を最大化するセラーズエージェント型の仲介を全国に広めていく考えだ。

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