ナカヤマ(埼玉県上尾市)は「カーボングラスファイバー」という新素材を利用した洗面化粧台「カーボニック」シリーズの販売を開始した。素材の特性上、汚れや割れに強いことが特長。従来品よりもグレードを高めたが60㎝幅で3万7800円、75㎝幅で3万9800円(ベーシックタイプ)と、両サイズ共に3万円台を実現した。
洗面ボウルに利用している「カーボングラスファイバー」は、炭素繊維のカーボンファイバーと、ガラス繊維のグラスファイバーの複合素材。軽量で強さを持つ炭素繊維にガラス繊維を混合することで、低コストな商品に仕上げた。また、照明にはLED、水栓には節水型のメタル水栓を採用。省エネ性能にも考慮した。
西野純一常務は「洗面化粧台の主力商品の1つになります」と話す。60㎝幅で2万7800円、75㎝幅で2万9800円という廉価品も残しつつ、品質面を高めた新商品で、幅広いニーズに応えていく方針だ。
「主力商品の1つに」と西野常務

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